ヒトも生き物である限り本能的に弱いものをいじめると思います。
うちの子供もよくつねられたり、叩かれたり、意地悪されたり、逆に誰かを叩いたりするということが親の耳に入ってきます。私の子供にはこう言いました。自分がやられて嫌なことをやられたら、まず、みんなに聞こえるように、そのやった子供に対して止めてくれとか、嫌だとか確実に意思表示しなさいと。
それでもその子が止めないなら正々堂々喧嘩しろ、だけど怪我させるな、泣いたら、謝ったら止めろと。(そのかわり絶対勝てとはいうものの…‥)
なぜならば、喧嘩の痛さや、その後の虚無感は体験しないとわかりません。大人になってやれば犯罪です。小さい子供のうちに体験すれば、痛さや苦しさ喧嘩に至ってしまった経緯をまさに子供自身でy省を促し、人を敬うまたとないチャンスとなると考えられます。それで社会性が備わる。
子供は本当にかわいいけれど、どんなオリコウさんでも所詮「馬鹿ガキ」です。親はその点自覚しなければなりません。頭だけではなく、心も大人に育て上げるためには色々考えなくてはならないと。「うちの子に限って」という家の子ほどタチが悪いという事実をご存じでしょうか。
自分が相手に嫌なことをやって、或いは、自分が相手にやっていた嫌なことを相手にやられて初めて相手に対する思いやりが生まれるものなのではないでしょうか。
(注)私は絶対暴力肯定主義者ではありません。子供だからある程度身体で覚えなくて はならないという意味です。他人の痛さを解れということ。 |
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